
Q 開業届は出したほうが良いですか?
独立開業した場合には、開業日から1ヶ月以内に所轄の税務署に持参又は郵送により提出します。提出する際は2部持って行って1部を提出、もう1部に受付印をもらって控えでもらいましょう。
提出せずに事業をしているケースも多いのですがメリットも多いので提出すべきです。
また、税務署に出す開業届のほかに、都道府県税事務所へ「個人事業開始申告書」を提出することになっています。しかし、所得額が290万円を超えないと事業税は発生しないため提出していないケースが多いです。
(参考:新たに事業を始めたときの届出など)
Q 開業届を提出するメリットは?
開業届と青色申告承認申請とあわせて提出することで以下の2つのメリットがあります。 1 青色申告の特典としてまず挙げられるのが65万円の特別控除です。支出0で65万円分の経費を計上できるのと同じようなメリットがあります。
2 青色専従者給与(家族への給与)が全額必要経費になる
3 赤字になっても欠損金の繰越(3年)ができる
ほかにも青色申告には40以上の節税効果があるといわれています。
(参考:青色申告制度について)
Q 税金以外のメリットは?
公的に個人で事業を行っているかどうかを証明する書面が日本にはありません。ですので、さまざまなケースで個人事業主であることを示す際に必要になります代表的なもので個人事業用の銀行口座を開くときにも開業届の提出を求められるケースが増えてきています。 また、補助金の申請などの際にも、確定申告書とあわせて開業届の提出を求められるケースもあります。
Q 届出書はどうやって作ったら良いですか?
「個人事業の開業届書」の用紙は、国税庁HPにPDFファイルがあるので印刷するか、税務署に行けばその場で書くことも出来ます。(参考:個人事業の開業届出・廃業届出等手続)>個人事業主のトップに戻る