住宅を買ったら税金どうなるサロン

Q 認定住宅とは何でしょうか?

 新築の認定住宅の場合には通常の住宅ローン控除よりも控除限度額が多くなるメリットがあります。
 適用を受けることができる認定住宅は以下の2つです。

【認定長期優良住宅】
 長期優良住宅の普及の促進に関する法律に規定する認定長期優良住宅に該当する家屋をいいます。

【認定低炭素住宅】
 都市の低炭素化の普及の促進に関する法律に規定する低炭素建築物に該当する家屋、同法の規定により低炭素建築物とみなされる特定建築物に該当する家屋をいいます。

Q 認定住宅に該当する場合の控除額はどうなりますか?

 認定住民に該当する場合には、一般的な住宅ローン控除と比べて、控除限度額が増額されています。
一般的な住宅ローン控除の控除額 認定住宅の住宅ローン控除の控除額
1~10年目
年末残高等×1%
限度額:40万円
1~10年目
年末残高等×1%
限度額:50万円

 なお、住宅ローン控除に替えて税額控除の規定もありますが重複適用はできません。

Q 申告書への添付書類はどういうものがありますか?

 認定住宅に該当する場合は、一般的な住宅ローン控除の書類に加え、次の区分に応じたそれぞれの書類が必要です。

 イ 認定長期優良住宅
  (イ) その家屋に係る長期優良住宅建築等計画の認定通知書の写し
長期優良住宅建築等計画の認定通知書"
※長期優良住宅建築等計画の変更の認定を受けた場合は変更認定通知書の写し、控除を受ける方が認定計画実施者の地位を承継した場合には認定通知書及び承継の承認通知書の写しが必要です。

  (ロ) 住宅用家屋証明書若しくはその写し又は認定長期優良住宅建築証明書
家屋証明書"

 ロ 認定低炭素住宅
  (イ) その家屋に係る低炭素建築物新築等計画の認定通知書の写し
   低炭素建築物新築等計画の変更の認定を受けた場合は変更認定通知書の写しが必要です。
低炭素建築物の認定通知書"

  (ロ) 住宅用家屋証明書若しくはその写し又は認定低炭素住宅建築証明書
   認定長期優良住宅と同様です。

 ハ 低炭素建築物とみなされる特定建築物
   特定建築物の住宅用家屋証明書